玄米は優れたダイエット効果を持つ食品

玄米はダイエット効果に優れた食品です。玄米の持つダイエット効果としては主に2つあります。その1つが玄米に含まれる食物繊維による便秘解消効果であり、もう1つがよく噛むことにより引き出されるダイエット効果です。

また、玄米には食物繊維だけではなく、白米と比べるとビタミンやミネラルも豊富に含まれています。だから玄米を食べることでダイエット効果が引き出せるだけでなく、健康に与える好影響も無視できません。

もしあなたが玄米を食べることを苦に思わないなら、今日から白米をやめて玄米を食べるべきです。玄米の持つメリットは計りきれません。

食物繊維を補うことが便秘解消に役立つのはあえて解説する必要もないと思いますので、よく噛むことによるダイエット効果について解説したいと思います。

噛むことによるダイエット効果

玄米を食べれば自然とよく噛むようになりますが、よく噛めばよく噛むほど大きなダイエット効果を生み出します。

よく噛むことにより生み出されるダイエット効果の1つは食欲抑制効果で、もう1つは脂肪分解作用と脂肪燃焼効果です。玄米をよく噛んで食べれば満腹感を得られて食べ過ぎを防止することができますし、さらに脂肪も分解・燃焼されやすくなって一石二鳥というわけです。

よく噛むと満腹感を得られやすい理由

食事はゆっくり行うことで満腹感を得られやすくなります。玄米はよく噛まなければ飲み込めないため、白米に比べて自然と食事をゆっくり行うことになります。

食事は20分以上かけて行うと血糖値が上昇し、血糖値の上昇によって生理学的に食欲が抑制されます。どんぶり飯をがつがつ食べてもまだ食べたりない気がするのに対して、懐石料理のように少しずつゆっくり食べると満腹感が得られやすいのはこのためです。

よく噛むと脂肪が分解・燃焼するしくみ

よく噛むことでヒスタミンという体内物質が分泌されやすくなります。ヒスタミンには食欲抑制作用とともに、体脂肪を分解・燃焼させる作用もあります。ヒスタミンが脂肪組織に作用して体脂肪を分解するのです。また、細胞に存在するミトコンドリアはエネルギーを生み出す役割を持ちますが、ヒスタミンはこのミトコンドリアに作用して脂肪を燃焼させます。

よく噛むことで分泌されるヒスタミンの食欲抑制作用は、間食を防ぐという観点からもダイエットを有利にします。よく噛みさえすればヒスタミンは分泌されるので、ノンシュガーガムを噛むことでもダイエット効果を引き出せます。