食後の運動は時間をどれだけおくべき?

食後に運動をする時、どれだけ時間をおいてから行う方がダイエット効果が大きいのでしょうか。この質問に対してストレートに回答する場合、いつ運動を行ってもダイエット効果は同じです。

そもそも、食前に運動を行っても食後に運動を行っても、ダイエット効果は同じです。(「運動は空腹時の方が脂肪が燃焼しやすい?」参照。)

ダイエット効果に関して言えば、食後どれだけの時間をおいて運動した方がよいかなどは、「運動を食前に行うかべきか食後に行うべきか」よりも小さな問題です。はっきりいって無視してよいレベルです。

それよりも、「食後すぐの運動は体に負担をかける」という点を重視した方がよいでしょう。

食後の運動は胃腸や肝臓などの消化器官に負担をかけます。食べた物を消化するために胃腸や肝臓などの消化器官が活動しているからです。

さらに胃の中に食べた物が詰まっている状態のため、運動により胃が揺れ動いて気分が悪くなります。また別の問題としては、食べた直後にジョギングをして横腹が痛くなった経験は誰にでもあることでしょう。

このように、食後の運動は体にもよくないし場合によっては苦痛も感じるはずです。無理に食後に運動を行う必要はありません。

このような観点から、食後に運動するなら食べた物がある程度消化されるくらいの時間をおくべきでしょう。目安としては軽い運動で食事を終えてから30分以上後、普通に運動するなら約2時間くらいは時間をおくべきでしょう。